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*ナキウサギつうしんの紹介

ご報告…森の道路を考える

第13回大規模林道問題全国ネット
ワークの集い・IN北海道に参加して


6月25日(土)、札幌市かでる2・7において、大規模林道問題北海道ネットワークの主催で、「森の道路を考える・集い」を開催しました。会場には、遠く広島や東京、山形、富山、福島など道内外の各地から120名が参加、午後1時から4時間にわたって、講演と報告、意見交換が行なわれました。民主党の「次の内閣」ネクスト環境大臣である佐藤謙一郎衆議院議員は、全国の様々な開発に反対するためには、自然保護運動の全国的なネットワークが必要であることを強調されました。また、日本環境法律家連盟理事の市川守弘さんは、アメリカのクリントン政権時代の政策を例にして、生態的持続性がなければ社会の持続性はなく、生態の持続性を維持するには生物の多様性がなければならないことを強調しました。専修大学北海道短期大学名誉教授の俵浩三さんからは、国有林でも道有林でも森林のもつ公益性が重視され木材生産という目的はなくなっており大規模林道はすでに目的を失っていること、また、北海学園大学教授の佐藤謙さんからは、えりもの大規模林道周辺での植物調査の結果から絶滅危惧種をはじめ貴重で多様な自然があり保護すべきこと、日本生態学会が建設中止を求めて決議をあげたことの報告がありました。
山形で葉山の自然を守る会代表として長年、運動してきた原敬一さんは、朝日・小国区間の中止を勝ち取ったが、その後も運動を続けていること、昨年の集中豪雨で、完成区間で北海道と同じ大崩落が起きたことを報告。広島県の金井塚務さん(広島フィールドミュージアム代表)からは、細見谷の大規模林道を巡るすさまじい運動のようすと、細見谷における生物多様性について報告がありました。
6月26日(日)は、現地見学会でした。2年前の台風による大雨で被災した大規模林道「平取・新冠区間」の約5kmを徒歩視察しました。(ちなみに北海道の大規模林道は3路線ともナキウサギの生息地を通っていますが、今回の区間の近くにはナキウサギの生息地はありません。)
 《参加者の感想》
「クマの足跡、鹿が川を渡る姿を見て感激した。」「大規模林道問題岩手で長く取材していた。現場を見て全国共通だ。」(新聞記者)「富山の林道は既林道の拡幅で進んでいる。脆い地盤であり今回の視察は参考になった。」「崩壊した地質、地盤に唖然とした。」「大規模林道の現地を初めて見た。この体験を周りに広げてゆきたい。」「必ず土石流が起こると言われていたがまったくそのとおりになった。現場はすごい。擁壁のコンクリートに鉄筋が入っていないのには驚いた。これでは土砂崩れで擁壁コンクリートそのものが崩れるのは当然だ。」「国会で三回にわたり大規模林道問題取り上げたが、林野庁は無筋コンクリートは 
絶対強度があり大丈夫だと豪語していたが。今回の被災現場を目の当たりにして嘘であることが明々白日になった。林野庁への怒りを感じるとともに疑問、質問をぶっつけてゆきたい。」(佐藤謙一郎衆議院議員)「6・9キロをあらためて歩いて良かった。すさましい被災現場、アセスのいいかげんさなど、あらためて認識を深めた。生物、生態系のことも掘り下げて、今後さらに国会の場で追求していきたい。」(紙智子参議院議員)
「40年前にできた林業圏開発構想そのものは既に破綻している、にも関わらず全国に2000キロメートルもの大規模林道がある限り、未来永劫、緑資源機構という天下り先はなくならない。緑資源機構そのものを解体、廃止させる運動を広めよう。」(藤原信・全国ネットワーク代表)
クマの足跡があちこちに・・複数のクマです。

あいにくの小雨も、現地特産の粋な傘で、なんのその。


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