

写真集「エゾナキウサギ Pikas in the Rocks」

岩場の天使とよばれるエゾナキウサギの、愛らしい姿と厳しい環境で生きる生態を紹介する写真集です。
発行者 ナキウサギふぁんくらぶ
発行所 (株)共同文化社
価格 1800円(税別)
faura (ファウラ) No17 (エゾナキウサギ特集号)
たくさんの美しい写真と文章で、エゾナキウサギの生態が
コンパクトにかつ詳しく説明されています。
有限会社ナチュラリー発行 定価1000円(税込)
申し込み先 faura 編集部 TEL 011-261-1658まで
北海道 リスとナキウサギの季節
佐野高太郎著

動物たちの領域に入り込んで待ちつづけ、おそらく許されたのでしょう、心の距離からぼくはシャッターを切ります。それが近いと出来上がった写真には力があります。写真は彼らの魅力に依存しているのです。 〜この本でぼくはどれだけ彼らを表現することができたのだろうか?きっと野生動物の語り尽くすことのできないほどの魅力の“ひとかけら”なのだと思います。そしてこれからもこういう“ひとかけら”をこつこつと積み重ね、世の中に残していきたいと考えています。…佐野高太郎
かもがわ出版 定価2600円+税
ナキウサギ 〜神々の庭に遊ぶ〜
丹治茂雄・千葉圭介写真集

北海道の大雪山に氷河期の昔から代々生き続けてきたナキウサギ。岩の上で瞑想し、小鳥のような声でなく彼らの不思議な生態。今、彼らの棲息域にも開発の波が押し寄せている。この小動物の事をもっと知ってほしい、2人のカメラマンが愛情をこめて綴る写真集。
1,500円(講談社)
氷河時代の置き手紙
丹治茂雄 著

雪山には豊かな自然がいっぱい残っています。その自然の多くは、氷河期というきびしい寒さの時代を経験し、多くの時間をかけてうけつがれてきました。大雪山の自然は氷河時代が残した『置き手紙』です。手紙にはどんなことが書かれているのでしょう。
さあ大雪山に登って手紙を読んでみましょう。
1,500円(講談社)
花の谷のナキウサギ
川島武男=作 金尾恵子=絵

空に顔を向けて瞑想しているような姿、鳴いている姿、花を食べたり、草の葉を運んでいる姿…。高山で孤高に生きているナキウサギに限りない親しみと愛着を感じて、ぜひ絵本に描いてみたい気持ちになりました。…金尾恵子
1,400円(ブックローン出版)
かわいいナキウサギ
鈴木欣司=文 長谷川和良=写真

子どもたのしいかがくシリーズ。子ども向けながら、すばらしい写真の数々とともにナキウサギの生活が大変よくわかるお薦めの一冊です。
1,300円(大日本図書)
Freedom 〜CREATURES OF THE WILD〜
千葉圭介 著

《千葉圭介さんからのメッセージ》
「Freedom」というタイトルには、動物たちにとっての「自由な領域」という意味が込められていて、広がりのある大地の中で、動物たちがのびのびと生きる姿が写し出されています。
この写真集を見ていただければ、大雪山の自然がいかに貴重で、守らなければならない存在であるかを感じていただけると思います。
1,500円(青菁社)
ナキウサギ in Lake Shikaribetsu
坂下康裕 著

《坂下康裕さんからのメッセージ》
私にとってのナキウサギの魅力は、何といってもあの純朴な表情とつぶらな瞳にあります。ですから、内容的には生態的なものより、表情の可愛い写真を中心に構成されています。
この写真集を見てもらう事によって、少しでもナキウサギとその生息環境に関心を持っていただけたらと思っています。そしていつまでも北海道の自然が壊されることがない事を願ってやみません
1,600円+税(北海道新聞社)
「ナキウサギの声が聞きたい」〜小さなNGOの悪戦苦闘物語〜

1995年にナキウサギふぁんくらぶを立ち上げてから、市民の力で「士幌高原道路」の建設をストップさせるまでの、ナキウサギふぁんくらぶの活動が紹介されています。
PartUでは、ナキウサギの専門家たちによるナキウサギに関する興味深い研究内容が、その他、PartVではアメリカのナキウサギ研究者、アンドリュー・スミスさんの講演内容などが収録されています。
日本評論社(2200円税別)*現在は、絶版となっています。
大雪山のナキウサギ裁判

北海道の大雪山国立公園は、日本で数少ない原生的自然が残り、氷河期の生き残りといわれるナキウサギの日本最大の生息地である。そこでかつて、無用な高原道路計画があり危機に瀕していた時に、ナキウサギに象徴される生態系の保護、生物多様性の保護が、いかに大切かを訴えた。(士幌高原道路計画は1999年3月に中止になった。)
緑風出版 定価2400円+税